【オーストリア】ビザなしで滞在しよう

ビザ

こんにちは!のこです。

私はいまオーストリアに住んでいます。

  • オーストリアに行ってみたいなというかた
  • 大学受験や短期留学予定のかた
  • 観光に行きたいかた

などに向けて、ビザなしで行くオーストリア渡航の全てを書きたいと思います。

事前知識として、ヨーロッパ渡航についてなにも知らない!というかたは
以下の記事をまずご覧いただくと理解できると思います。

この記事でわかること
  • オーストリアは6か月間ビザなし滞在が可能
  • ビザなし滞在の条件
  • 滞在が90日を超える際の追加条件

オーストリアは6か月滞在可能

日本国籍者は、オーストリアにビザなしで最大6か月も滞在可能です。
(※入国した日~最後にシェンゲン加盟国を出国する日)

オーストリアはシェンゲン加盟国であるにもかかわらず、他の国のように『180日のあいだで最長90日』ルールが適用されないのです。

イメージとしては、
「始めの90日はシェンゲン協定の規則分、のこりの90日はオーストリアと日本の特別規則で延長」
と考えてください。

シェンゲン協定で決められた日数を超えて滞在が可能というルールは非常に珍しく、
オーストリアと日本の2国間だけの特別なルールによるものです。

ビザなし渡航の条件

他のヨーロッパにビザなしで滞在するのと同じく、
オーストリアにビザなしで滞在するのにもルールがあります

ルール①滞在の目的

渡航の目的が以下のいずれかでなければなりません。

・観光旅行
・親族や知人への訪問
・出張、商談、会議への出席
・現地での撮影や取材
・スポーツイベント等の参加や文化交流
・専門的な治療や療養
・短期間の研修や訓練

現地での就労や報酬を伴わない渡航であることが前提となります。

ルール②パスポートの残存期限

パスポートが以下のどちらも満たしていなければならりません。

・過去10年以内に発行されていること
・シェンゲン協定加盟国の出国予定日(日本帰国時)より3か月以上有効であること

ルール③往復便を購入する

オーストリアに関わらずですが、
海外渡航の際は必ず往復便を購入しましょう。

こちらのルールはサイト等でも明言されていませんが、大使館に問い合わせたところ「前提と考えるべき」とのことでした。
片道分だけだといつ帰国するかの証明ができず、不法滞在を疑われて入国できない可能性があるためです。

ルール④住民登録(Anmeldung

こちらはオーストリアに入国してから行うことです。
ホテルなどの宿泊施設以外に滞在する際は、住民登録(Anmeldungが必要です。
以下の例に滞在する場合は住民登録がいります。

・アパート
・知人、有人の家
・ホームステイ
・寮


申請には大家さんのサインが必須ですので、滞在先に連絡をとり、住民登録の提出が可能か確認してから渡航するようにしましょう。

Kann ich mich als Einwohner anmelden?(住民登録はできますか?)と聞くといいですよ

滞在が短い人はどうする?

友人の家に泊まるけど、数日しか行かない…

リンツの市役所職員によると、滞在が1か月以内くらいなら住民登録しなくてもよい、とのことでした。
とはいえ、職員や都市によって回答が異なりそうな印象を受けました。
不安なかたはあらかじめ市役所に確認してみてくださいね。
(※大使館は対応していません)

「90日」を超えて滞在する場合

一度のビザなし滞在が90日を超える場合(6か月以内)、前章に加えてさらに2つのルールが追加されます。
※90日を超えないかたはご覧になる必要はありません。

ルール⑤出入国方法

オーストリアに「90日を超えて」滞在したい場合は、ほかのシェンゲン加盟国の空港を利用せずに、
以下のいずれかの方法で出入国する必要があります。

⑴直行便で出入国
⑵非シェンゲン加盟国経由で出入国
⑶シェンゲンビザを取得
(くわしくはこちら

シェンゲン加盟国を経由してはいけないのは、オーストリア以外のシェンゲン加盟国は最大90日までしかいられないからです。
このため、オーストリアで「90日を超えて」滞在するにもかかわらず、オーストリア以外の空港を利用して出入国しようとすると、不法滞在を疑われてしまいます。

どうしてもシェンゲン加盟国を経由したい!

帰りに一目行きたい場所があるのだ…

なんらかの事情でシェンゲン加盟国を経由したいという方は、経由国(出入国審査を受ける国)の大使館・総領事館・入国管理当局などに事前に確認してみてください。
また、以下のオーストリア大使館の回答も必ずご確認ください。

【オーストリア以外のシェンゲン加盟国からオーストリアにご入国される場合、
もしくはオーストリア以外のシェンゲン加盟国にご滞在されていらっしゃった場合】

・オーストリアに6ヶ月未満ご滞在されるにあたっては、
それ以前にオーストリア以外のシェンゲン加盟国にいつからいつまでご滞在されていたのか、
またオーストリアにいつからご滞在されているのか、
を証明できることが前提となります。

・このため、オーストリア以外のシェンゲン加盟国ならびに
オーストリアでの滞在状況等を証明するあらゆる書類(滞在許可証、ビザ、
住民登録証明書、宿泊証明書、フライトチケット等)
をご提示頂くことが前提となりますので、必ずご携帯ください。

オーストリア大使館からの回答メールより
ルール⑥91日目以降の移動

オーストリア以外の国は90日までしかいられませんから、91日目以降にオーストリア以外のシェンゲン加盟国に入国することはできません
空港を介さない公共交通機関も不可です。

【まとめ】一度の渡航が90日未満のかたは4つ、
90日を超えるかたは6つのルールを守りましょう!

6か月滞在を満了したら、再渡航はいつから可能?

オーストリアで6か月の滞在を満了したら、次のビザなし滞在が可能となるのは「出国してから180日経過後」となります。

滞在期間が長いぶん、再渡航までの期間もほかのシェンゲン加盟国より長く設けられています。
(※ほかのシェンゲン加盟国は90日)

ただし、ビザを取得すれば180日を待たずに再入国できます。
6か月のビザなし滞在中にビザの申請をし、6か月終了後すぐにビザあり滞在を開始するといった方法をうまく利用すれば、結果的に1年半ほど滞在できたりもします。

渡航日数の計算は必ずツールを使おう!

滞在日数を超えていると、故意でなくとも事情聴取、罰金、今後一切の入国拒否などの処置をとられることがあります。

滞在日数の計算は大使館などにメールしても手伝ってもらえませんので、自分だけで行います。
専用ツールを使って確実に計算しましょう。

計算のポイント

飛行機の欠航やあらゆるトラブルの可能性をふまえ、
実際の滞在は180日丸々ではなく、2~3日ぶん余裕をもたせておきましょう。

まとめ

以上がオーストリアのビザなし渡航のすべてとなります。
ビザなし滞在をするとなるとルールは多いですが、難しいものではありません。
しっかり知識を得れば、海外生活は案外簡単なステップで始めることができます。

本記事はオーストリア大使館のサイト、大使館へ問い合わせした際のお返事、
リンツ市役所へ問い合わせした際のお返事をもとに作成しています。
個人の事情はさまざまだと思いますので、少しでも不安なことがあれば大使館または現地市役所にメールをしてみてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは!

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