アントン・ブルックナー私立音楽大学(Anton Bruckner Privatuniversität)まとめ

リンツでの暮らし
この記事でわかること
  • ブルックナー音大の歴史、コンセプト、場所
  • 主な学科、コース
  • 学内の紹介(写真つき)

Anton Bruckner Privatuniversität

アントン・ブルックナー私立音楽大学(Anton Bruckner Privatuniversität)は、音楽・ダンス・演劇の3芸術が学べる総合芸術大学です。
ウィーン、グラーツに次ぐオーストリア第三の都市リンツにあります。

リンツはヨーロッパの中でも特に芸術を大切にする街の一つです。
ユネスコが指定したメディア芸術都市であり、またリンツを州都とするアッパーオーストリア州も、ヨーロッパ全体で音楽教育のモデル州とされています。

そのため市や州をあげて芸術文化に力をいれており、ブルックナー音大は非常に手頃な授業料で受講することができます。

創立200年の伝統校

1823年に、リンツ音楽協会の歌唱学校として設立されました。
設立してまもなく、アントン・ブルックナーに経営を引き継ぐ準備が進められましたが失敗に終わります。
以降、本人が校長に就任したことはありません。
1932年には音楽院に、2004年に私立大学として認定されました。

未来ある若者のための芸術教育

ブルックナー音大のコンセプトは若者の教育です。
12歳から19歳までを対象としたコースを設けるなど、オーストリア、ひいてはヨーロッパ全体の音楽レベルの維持と向上に貢献しています。

とはいえ、在籍生徒の年齢や人種は多種多様です。
約900人の学生が世界各地から集まり、ここで約200人の教授や講師から学んでいます。
クラシック音楽、歌唱、古楽から、ジャズ、即興音楽、コンピューター音楽、作曲、初等音楽教育学、音楽教育まで多岐にわたるコースがあります。

おもなコース

大学ではリンツ州立劇場、ブルックナー管弦楽団、ブルックナーハウス、アルス エレクトロニカセンターなどの文化機関や、アッパーオーストリア国立音楽学校などと協力して、実践的な学びが得られることが特徴です。

場所

大学は街から離れた高台にあり、心身ともに芸術に没頭できる環境です。
大学付近には学生寮が複数あります。

Anton Bruckner Privatuniversität(公式サイト
・住所 Hagenstrasse 57 4040 リンツ
・メール information@bruckneruni.at
・電話 +43 732 701000

学内のようす

ブルックナー音大は、2015年に場所を変えて新校舎が建てられたばかりです。
外観・内装ともに綺麗に整えられており、気持ちの良い大学生活を送ることができます。

1階ホール

入口を入ってすぐの写真です。
ガラス張りのおかげで開放感があります。
写真左手は事務室、真ん中はカフェテリアスペース、右手にはブルックナーの胸像があります。

大ホール(Grosser Saal)

グローサーザールは学内でもっとも大きなホールです。

写真2枚目のとおり、ホールの外に設置されているテレビで中のようすを見ることができます。
撮影日は学生による発表会がおこなわれていました。
映像はリアルタイムで放映されます。

小ホール(Kleiner Saal)
期末試験の様子

クライナーザールは、演奏会はもちろん学生の期末試験などでも使用されます。
こちらもホールの外にテレビがあり、中に入らずとも様子を見ることができます。
左部には、ブルックナー音大のために作られたパイプオルガンが設置されています。

カフェテリア
3階から撮影

カフェテリア自体は小さく、食堂というよりカフェのような空間です。
日本の学食とはかなり印象が違うかもしれません。

もちろんお食事もいただけるので、お昼時は教授や生徒であふれています。
写真2枚目のとおり、あたたかい時期は外のテラスでおしゃべりをする方も多いです。

通路・階段

廊下は吹きぬけになっていて、近代的な曲線的建築です。
階段はアーティスティックな壁紙がなされています。
カフェテリアやホールのある1階から、地下1階、2・3階へとつづいています。

講義室・練習室

ブルックナー音大は、日本の大学のように何百人も収容できるような大講義室はありません。
大学自体、ほかの音大と比べて小さめです。
個人練習室は、部屋によって広さ・ピアノの種類など様式が異なっています。
だれでも好きな部屋を使うことができます。

部屋に入るには学生証がカードキー代わりとなっており、閉める際はオートロックなのでとてもラクです。
ただ、扉にはすかしガラスがないので、開けてみないと空室かどうか確認できないところがネックです(笑)。

図書館

決して広くはないですが、蔵書、楽譜のほかに、CD(写真2枚目)やDVDも各種揃っています。
総数10万を超えるメディアがあり、ほとんどが貸出可能です。
楽譜などをコピーしたい場合は、入射光スキャナーが利用でき、資料をデジタル化しUSBなどに保存できます。スキャナーの使用は無料です。

営業時間は以下のとおりですが、返却はいつでも可能です。

営業時間 月~木:09:00~18:00、金: 09:00 – 14:30

そのほか

海外の大学ならではですが、くつろげるスペースもところどころにあります。
ブルックナー音大は高台にあるため、学内からの眺めは圧巻です。

まとめ

留学を考えているかたは沢山の大学候補があり、悩んでおられるかと思います。
そんななかで、少しでもアントン・ブルックナー音大について、現地のようすや大学のイメージが感じられれば幸いです。

指揮科のお話にはなりますが、ブルックナー音大の合格体験記もまとめています。
よろしければご覧ください!

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